昨年の
ジャパンC(GI)で2着と健闘した
カレンブーケドール(牝4・美浦・
国枝栄)が、今年初戦となる
京都記念(2/16・GII・京都芝2200m)に向けて、5日(水)に主戦の
津村明秀騎手が手綱を取り、ウッドチップコースで1週前追い切りを行った。
ダイワクンナナ(牝3・3歳1勝クラス)を道中は追走して、最後は1馬身ほど先着という内容だった。追い切り後の津村騎手のコメント。
「同じく休み明けだった
紫苑S(GIII・3着)もそうだったのですが、緩さがありますね。いかにも休み明けという感じで少し重かったですが、息遣いは悪くありませんでしたし、1週前としては及第点だと思います。
昨年は春先からすごく変わってきたという印象がありますし、秋になってからは一戦一戦すごくパワーアップして、
ジャパンCの時はとても良い状態でした。当時より良くなっているという感じではないですけど、良い意味で変わらず来ていると思います。
重馬場だった
ジャパンCでも頑張っていましたが、基本的には良い馬場の方が合っていると思うので、外差しになってきた今の京都の馬場がどう出るかでしょう」
なおこのレースを
ステップに、3月28日の
ドバイシーマクラシック(G1・メイダン芝2410m)が予定されている。
(取材・文:佐々木祥恵)