牡馬クラシック路線の重要レースともいえる
きさらぎ賞ですが、近年は少頭数となることが多く、今年も8頭立てとなりました。人気は、前走で
最優秀2歳牡馬コントレイルの2着に入った
アルジャンナに集まりそうですが、少頭数のレースだけに、馬券を買うにあたってはなるべく買い目を絞って好配当をGETしたいところです。
そんなときには、過去のデータから敗戦した条件を抽出して好走馬を導き出す「ケシウマ」の
パーフェクト消去法に注目です。1人気
アルジャンナはどう評価されるのか、5つの条件のうち2つを見ていきましょう。
【条件1】
前走中山[0-0-0-13] 複勝率0%
該当馬:
ギベルティ直線の長さや坂の有無、道中の起伏など、中山と京都ではコースにかなりの相違点がある。とくに
きさらぎ賞が行われる芝1800mは京都ではワンターンの競馬だが、中山では周回コースとなる。1800mに限ったことではないが、前走が中山の場合、コース適性が如実に出てしまうのだ。当然、道中の息の入れ方などもまったく異なるため、そうした違いが結果にも表れているといえそう。今回該当の
ギベルティは前走で逃げたうえ、距離も延長と気になる要素がありそうだ。
(過去の主な該当馬:10年
ダイワバーバリアン2人気5着、19年
ヴァンドギャルド1人気4着)
【条件2】
前走GI以外で、4角10番手以下[0-0-0-15] 複勝率0%
該当馬:
サトノゴールド京都の外回りコースは3コーナーの下り坂の攻略がポイントとなるが、先行した馬が利用すれば粘りにつながり、後続は差し届かないケースも多々見受けられる。
きさらぎ賞も例に漏れず、また少頭数であることが多くスローペースになりやすいため、より前が残りやすい条件が整ってしまう。前走で後方から追い込んで来た馬は注意が必要だ。
(過去の主な該当馬:14年
サトノルパン3人気6着、19年
アガラス2人気7着)
今回は上位人気が予想される
ギベルティ、
サトノゴールドの2頭が該当する結果に。
ギベルティは
武豊騎手が騎乗、
サトノゴールドは前走
札幌2歳S(GIII)2着とそれぞれに魅力がありますが、前者はローテ、後者は前走のレースぶりにそれぞれ不安要素があるようです。
この他、「ケシウマ」では
きさらぎ賞の
パーフェクト消去法を公開中です。消去法は
アルジャンナをどう評価したのか、消去法により残った馬をご覧いただき、馬券検討にお役立てください!