明日行われる
東京新聞杯(GIII)は、過去10年で1番人気の連対が2回のみと波乱含みの傾向があるレースです。一方で昨年は1番人気の
インディチャンプが勝利し、2年前の勝ち馬は
リスグラシューとここ2年の勝ち馬がGI馬になっている出世レースでもあります。それだけに人気馬をしっかりと見極める目が求められ、馬券検討もシビアなレースといえそうです。
そんなときには、過去のデータから敗戦した条件を抽出して好走馬を導き出す「ケシウマ」の
パーフェクト消去法をチェックしてみてはいかがでしょうか。ここでは、
東京新聞杯の消去法5つの条件のうち、2つを紹介します。
【条件1】
前走GIIIで0.6秒差以上負けた馬[0-0-0-19] 複勝率0%
該当馬:
ドーヴァー、
モルフェオルフェ東京新聞杯は直近でも
インディチャンプ、
リスグラシューと、後にGIを複数勝つような馬も出走してくるハイレベルなレース。同じGIIIとはいえ0.6秒差以上で負けている馬が巻き返すケースは少ない。
(過去の主な該当馬:19年
レイエンダ5人気8着)
【条件2】
7歳以上(ただし、前走
京都金杯で連対 or 上がり最速の馬を除く)[0-0-0-35] 複勝率0%
該当馬:
キャンベルジュニア、
クルーガー、
ゴールドサーベラス、
ドーヴァー、
ロワアブソリュー東京1600mは底力と瞬発力が問われるコースで、能力が下降線かつ切れ味も鈍ってきている7歳以上の高齢馬はなかなか好走しづらい。大箱の競馬場、同距離、同格という共通点のある
京都金杯で直近連対していたり、上がり最速を繰り出して切れ味が劣っていないことが確認できる馬でない限りは、静観したほうが良さそうだ。
条件2で、昨年オーストラリアのGIで2着に好走した
クルーガーが該当。直近の成績からも今回は人気を落としていますが、ここで重賞勝ちの底力を発揮するのは難しいかもしれません。
この他、「ケシウマ」では
東京新聞杯の
パーフェクト消去法を公開中です。重賞初制覇を目指す
レッドヴェイロンや
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