98年の
天皇賞・秋(GI)で圧倒的人気を得ながら4角で前脚を骨折し、予後不良となった
サイレンススズカ(94年生、
父サンデーサイレンス、
母ワキア)の死から8年目。命日となった11月1日には生産した平取町の稲原牧場に道内外から大勢のファンが訪れて同馬の死を悼んだ。同牧場に設立されている同馬の墓碑には寄せられた花などが添えられ、改めて人気の高さをうかがわせた。
サイレンススズカは4歳時に本格化。軽快な逃げ脚を武器に5つの重賞を含む6連勝を記録し、
天皇賞・秋でも同様の期待がかけられたが、4角で左前脚の種手根骨を粉砕骨折。予後不良の処分がとられた。通算成績は16戦9勝(うち海外1戦0勝、重賞5勝)。