前走、
香港マイルで国内外でのG1、通算3勝目を挙げた
アドマイヤマーズ(栗東・
友道康夫厩舎)。今年の最初のレースも海外に照準を定めており、
ドバイターフ(3月28日・メイダン芝1800m)に出走予定。今朝20日はそのレースに向けた追い切りを行っている。
馬の少ない時間帯のCWコースで単走。レースまで1ヶ月ちょっとの余裕ある時期ということもあり「まだ体が重いところもあり、今日は全体的に流していくことを意識しました」と騎乗した大江祐輔調教助手。
気分よく道中を進めて、スピード感は上々。ゴール前は流す感じだったが、それもそのはず、時計は6F80.7〜5F65.7〜4F52.1〜3F38.6〜1F13.4秒と速い。ただ「全然、無理はしていません」と同助手。このくらいの時計は楽に出るだけに、脚ならしといった感じ。これからどんどん力強さが出て、レースへの雰囲気が整っていくだろう。
(取材・文:井内利彰)