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【小倉大賞典予想】デビュー戦を勝った舞台でヴェロックスに期待/JRAレース展望

  • 2020年02月23日(日) 06時04分
 第1回小倉競馬を盛り上げる名物レース。小回りコースで行われるハンデ戦だけに難解だが、近年では昨年のスティッフェリオ、一昨年のトリオンフのように小回りに適性が見える馬の台頭が目立つ。先行力と、器用さを要求されるレースだ。

 重賞未勝利ながらも57キロのハンデが課せられた◎ヴェロックス皐月賞2着で、ダービー、菊花賞3着と世代トップクラスの能力を誇る。長い距離にも対応しているものの小倉競馬場の芝1800mはデビュー戦を飾った、相性の良いコースだ。GIIIのハンデ戦に出走してくるとは少々意外だったが、使ってくる以上は負けてほしくない。

 この距離で7戦して3勝2着2回3着1回〇テリトーリアル中山金杯の3着馬。56キロのハンデはヴェロックスとの比較で楽ではないが、前走と同斤量なら文句も言えない。父はガリレオ産駒の欧州2歳チャンピオン。愛ダービー馬トレーディングレザーや香港ヴァーズリスグラシューを破ったエグザルタントなどを出して成功しており、やや痛みが目立つようになってきた小倉競馬場の芝コースはむしろ得意なはず。馬場と上昇度を味方に逆転を狙う。

 馬場を味方にという意味では▲レイホーロマンスも侮れない。すでに7歳となった牝馬だが、今年に入ってからは万葉S4着、愛知杯3着と堅実だ。荒れた馬場を得意とするハービンジャー産駒で、半兄スズカデヴィアスは7歳時に新潟大賞典を勝ち、8歳夏に巴賞を勝っている。高齢まで活躍できるファミリーだ。

 昨年夏の小倉記念2着△カデナは久しぶりの勝利を狙う存在。良血で新潟記念2着△ジナンボーはここをきっかけに再びGI戦へと挑戦したいところだろう。昨年の2着馬△タニノフランケル、小倉競馬場を得意としている△アロハリリーにも注意を払いたい。

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