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【中山記念】ソウルスターリング&マルターズアポジー、最後にもうひと花!

デイリースポーツ
  • 2020年02月28日(金) 06時00分
 「中山記念・G2」(3月1日、中山)

 16年阪神JF、17年オークスと2つのG1を制したソウルスターリング(牝6歳、美浦・藤沢和)が、この中山記念を最後にターフを去る。また、個性派の逃げ馬として活躍し、16年福島記念など重賞3勝を挙げたマルターズアポジー(牡8歳、美浦・堀井)も今回がラストラン。ファンを沸かせてきたスターホースたちの走りを、目に焼き付けておきたい。

 世界的な良血馬としてデビュー前から注目を集めてきたソウルスターリングが、いよいよラストランを迎える。14戦無敗でG110勝のフランケルを父に持ち、母もG16勝馬スタセリタ。デビューから3連勝で阪神JFを制覇すると、続くチューリップ賞まで無傷の4連勝。桜花賞では3着に敗れたものの、オークスを快勝して見事にクラシックウイナーとなった。

 しかし、樫での勝利を最後に白星から遠ざかってしまった。近2走は直前での脚部不安から連続で出走取消となり、ゲートインすらままならない。所属クラブの規定により、今回が現役最後のレースとなる。藤沢和師は「2歳から頑張ってくれたからね。お母さんになっても活躍してくれるんじゃないかな」とエールを送った。

 また、小細工なしの逃げでファンの多かったマルターズアポジーも、ターフを去る時が来た。「いよいよラストランだね。大きなケガもなく、ここまで来られたのは良かった」と堀井師は感慨深げ。過去39戦のうち、逃げられなかったのは4度だけという個性派だ。コンビを組んで重賞3勝をマークしている武士沢は、「8歳までよく頑張ってくれました。最後も自分の競馬をするだけ」とキッパリ逃げ宣言。最後まで自分のスタイルを貫く構えだ。

提供:デイリースポーツ

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