3月1日に中山競馬場で行われる
中山記念(4歳上・GII・芝1800m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが9番。4回で3番、5番、10番が続き、3回が1番、4番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 2-1-0-8 複勝率27.3% 複勝回収率97%
2枠 1-0-2-10 複勝率23.1% 複勝回収率90%
3枠 2-3-1-7 複勝率46.2% 複勝回収率135%
4枠 1-0-1-11 複勝率15.4% 複勝回収率29%
5枠 1-2-2-9 複勝率35.7% 複勝回収率166%
6枠 0-2-1-16 複勝率15.8% 複勝回収率26%
7枠 2-0-2-16 複勝率20.0% 複勝回収率56%
8枠 1-2-1-16 複勝率20.0% 複勝回収率41%
【前走がGI(海外含む)】
1〜5枠 3-2-1-15 複勝率28.6% 複勝回収率61%
6〜8枠 3-3-3-13 複勝率40.9% 複勝回収率96%
【前走がGI(海外含む)以外】
1〜5枠 4-4-5-30 複勝率30.2% 複勝回収率126%
6〜8枠 0-1-1-35 複勝率5.4% 複勝回収率9%
近年は海外レースの前哨戦としての意味合いが強く、少頭数で行われることも珍しくない。なお、今年も例に漏れず特別登録の段階で9頭立て以下になることが確定していた(9頭立てで確定した)。
1人気が不振ということを除けば、上位人気馬が堅実に好走しており、少頭数とも相俟って伏兵の台頭は望みづらい。強いて言うのであれば、4人気以下で勝利した19年
ウインブライト(1枠1番・5人気)と10年
トーセンクラウン(2枠3番・13人気)は内目の枠順を引いていた。また、6〜8枠から3着以内に好走した11頭中9頭が前走GIレースに出走しており、格上挑戦となる立場であれば内目の枠順であることに越したことはないだろう。