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【阪急杯】内回りの短距離戦だけにスピード優先が基本/コース解説

  • 2020年02月29日(土) 18時00分
 3月1日に阪神競馬場で行われる阪急杯(4歳上・GIII・芝1400m)の舞台となる阪神芝1400m。このコースについて解説していく。

 阪神芝コースは内回りと外回りがあるが、芝1400mは内回りを使用する。最後の直線が473.6mとたっぷりある外回りコースとは全く性格が異なっている点を、大前提として頭に入れておこう。

 阪神芝1400mは向正面のポケットからスタート。初角となる3コーナーまでは450mほどで、ほぼ平坦になっている。3〜4コーナーで下るレイアウトでもあり、比較的、テンのペースは速くなりやすい。残り200m地点から1.8mほどの急坂を上ってゴール。最後の直線は356.5m(Aコース使用時)。

 初角まで長いので外枠の不利は軽減されそうに思えるが、そうはいっても内回りコースで行われる短距離戦だけあって、やはりロスの少ない内枠が優勢。平坦→下り坂→直線の急坂というコースレイアウトのため、コーナーの下りで加速して流れ込む競馬が有効で、一昨年には11番人気のダイアナヘイローが逃げ切り勝ちを収めている。

 1回阪神開催は全9日間を通してAコースでの施行。したがって阪急杯はAコース使用2日目ということになる。昨年暮れの5回阪神は前6日間はAコース、後3日間はBコースを使用して施行。5回開催は非常に速い時計で開幕したものの、終盤は重い馬場レベルに低下していた。2ヶ月空いた今開催、まずはどの程度、馬場が回復しているかが鍵になるだろう。なお、JRAの馬場情報には「暖冬の影響から洋芝が順調に生育し、全体的に良好な状態です」とあり、標準レベルには回復していそうだ。

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