2月29日オーストラリアのランドウィック競馬場では、二つG1レースが開催された。
メインのチッピングノートンS(芝1600m)を勝ったのは、昨年のG1・
コックスプレート(芝2040m)で
リスグラシューの3着となったNZのテアカウ
シャーク。
外枠からのスタートとなった同馬は、まずまずのスタートを切るもあえて控えて後方へ。道中は若干行きたがる素振りを見せるも鞍上のO・ボッソン騎手が上手くなだめると直線では大外から上がり3Fを32.59秒の素晴らしい脚で追い上げ、ゴール前で先頭の
ベリーエレガントを捉えて見事にG1二連勝を飾った。
3着には
ディープインパクト産駒のフィアースインパクト、中団から渋く伸びるもG1三勝目とはならなかった。
また、同日に行われた3歳牝馬G1・サラウンドS(芝1400m)もNZのプロバビールが優勝し、鞍上のO・ボッソン騎手は1日でG1二勝を飾った。
テアカウ
シャークは今後G1・ジョージライダーS(芝1500m)から、最終目標であるG1・
クイーンエリザベスS(芝2000m)に出走予定。
順調にいけば、
クイーンエリザベスSでは日本から参戦を表明している
ダノンプレミアムと対戦する。
(取材:川上鉱介)