１日にデビューした泉谷楓真（１８）＝栗東・本田＝が、うれしい初騎乗初勝利を飾った。阪神１Ｒで６番人気メイショウヒバリに騎乗。果敢にハナを奪うと、最後は強襲してきたテイエムレビューと鼻面を合わせてゴール。長い写真判定の末、同着で騎手人生のスタートを切った。

　今年デビューした新人の勝利第１号で、初騎乗初勝利は１１年の嶋田純次以来、ＪＲＡ史上４６人目（岩田康、内田博のＪＲＡ移籍後初Ｖも含む）。１着同着での達成は史上初となる。

　泉谷は「緊張はしませんでしたが、ゲートがあいて少し慌てました。馬のおかげで勝たせてもらいました。これからは厳しい世界で努力し、一流の騎手になれるように頑張ります」と初々しい笑顔で今後の飛躍を誓った。

　なお、美浦所属の小林脩斗（１８）＝奥平、秋山稔樹（１８）＝蛯名、原優介（１９）＝武井＝の３人はいずれも未勝利で終わった。

提供：デイリースポーツ