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【弥生賞ディープインパクト記念】サトノフラッグ順調な仕上がり 武豊騎乗で躍動へ

デイリースポーツ
  • 2020年03月03日(火) 06時00分
 「弥生賞ディープインパクト記念・G2」(8日、中山)

 今年からディープインパクト記念となった伝統のトライアル。そのディープインパクトも05年にこのレースを制して、三冠制覇への確かな足場を築いた。19年急逝した父の偉大なDNAを受け継ぐサトノフラッグが、連勝の勢いに乗って重賞初Vを目指す。ディープ現役時に、全戦でコンビを組んだ武豊との新タッグにも注目が集まる。データ班のイチ推しもサトノフラッグ。大きな可能性を秘めた素質馬が、父と同様にここを勝ってクラシックの舞台へ乗り込む。

 サトノフラッグは19年10月のデビュー戦こそ6着に敗れたものの、その後の2戦はいずれも完勝。「初戦を使ってから反応が良くなった」と国枝師。実戦を経験して目覚めたように、学習能力の高さも父譲りだ。

 2月26日の1週前追い切りは、美浦Wで5F66秒4-12秒5(馬なり)。伸びのあるフォームに、抜群の加速力。うなるような走りっぷりで、併せたオウケンスターダム(6歳2勝クラス)を圧倒して1馬身先着。馬体もたくましくなっており、短期間での成長が著しい。国枝師も「いい動きだったね。バネがある」とご満悦。間隔は2カ月あいたが、順調な仕上がりを見せている。

 父ディープインパクト産駒は弥生賞を5勝。しかも16年からは4連勝中だ。その最初の勝利は13年のカミノタサハラ。国枝師が手掛けた馬だった。「カミノタサハラは大柄で不器用だった。東京コースが向く走りだったな。皐月賞の後、屈腱炎になって残念だった」と振り返る。

 ここ2戦でコンビを組んだマーフィーは、短期免許が終了したため帰国。今回は父の主戦だった武豊が手綱を取ることになった。「前走の内容が良かったから、ここを目標にした。器用さがあるし、トータルで点数が高い。いい勝負ができると思っていますよ。そして、今回はディープインパクトの主戦が乗ってくれるしね」と指揮官も自信を持って送り出す。ここからクラシックの大舞台へ、まずは初タイトルをきっちりゲットする。

提供:デイリースポーツ

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