7日に中山競馬場で行われる
オーシャンS(4歳上・GIII・芝1200m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる3回の馬券絡みが2番、6番、9番、13番。2回で4番、5番、7番、8番、10番、12番が続き、どの馬番からも満遍なく好走している印象だ。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 2-2-0-16 複勝率20.0% 複勝回収率70%
2枠 1-1-1-17 複勝率15.0% 複勝回収率32%
3枠 1-1-3-15 複勝率25.0% 複勝回収率271%
4枠 2-1-1-16 複勝率20.0% 複勝回収率87%
5枠 1-2-2-15 複勝率25.0% 複勝回収率53%
6枠 2-1-0-17 複勝率15.0% 複勝回収率39%
7枠 1-1-2-16 複勝率20.0% 複勝回収率45%
8枠 0-1-1-18 複勝率10.0% 複勝回収率81%
【2010〜2014年】
1〜4枠 5-2-2-31 複勝率22.5% 複勝回収率168%
5〜8枠 0-3-3-34 複勝率15.0% 複勝回収率67%
【2015〜2019年】
1〜4枠 1-3-3-33 複勝率17.5% 複勝回収率62%
5〜8枠 4-2-2-32 複勝率20.0% 複勝回収率42%
好走率の観点からは内・外に大きな成績の差異は見受けられないが、勝ち馬に関しては以前よりも外枠の馬を評価しやすくなっている。これは中山競馬場が2014年12月に路盤改修工事を経て
リニューアルしている影響も少なからずありそうだ。
ただし、8枠は18年
レーヌミノル(8枠15番・3人気6着)、16年
アルビアーノ(8枠16番・1人気5着)、10年
ショウナンカザン(8枠16番・1人気16着)、と上位人気馬でも未だに苦戦傾向にある。昨年、7枠14番の
モズスーパーフレアが勝利していたことを思えば杞憂に終わるかもしれないが、情報として頭の片隅に入れておきたい。