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【中山牝馬S】一筋縄ではいかない牝馬のハンデ戦/JRAレース展望

  • 2020年03月12日(木) 06時00分
 3月のレースということで、ここを最後に繁殖入りするという馬もいれば、ヴィクトリアマイルへの叩き台として始動する馬もいる。各陣営の思惑も、各馬の仕上がり状態も様々だ。ハンデ戦ということも相まって、なかなか一筋縄ではいかないレースとなっている。

1.4歳馬は苦戦気味

 阪神開催だった11年を除く過去9年、4歳馬は[2-3-0-35]で複勝率12.5%。3番人気以内に絞っても、[1-2-0-11]で複勝率21.4%しかない。昨年1・2番人気だったノームコアミッキーチャームが7・14着に敗れるなど、人気するほどの実績を持つ4歳馬も苦戦傾向にある。

2.距離短縮組が優勢

 過去9年、前走で2000m以上のレースに出走していた馬は[6-5-5-53]で複勝率23.2%。対して、前走1800m以下だった馬は[3-5-3-58]で複勝率15.9%。近年全体で見ると距離短縮馬の方が成績が良い。

3.大型馬が活躍する

 小回り急坂の中山コースであるので、優先されるのはキレ味よりパワー。馬格に恵まれた馬の活躍が目立つ。昨年は480kgのフロンテアクイーンと496kgのウラヌスチャームでワンツー。また、16年は502kgのシュンドルボンが制して、15年は524kgのバウンスシャッセが勝利。14年は526kgのケイアイエレガントが2着だった。


 ウラヌスチャームは条件戦こそ2400mと2200mで勝ち上がったが、オープン入り後の成績を考えると距離短縮はプラスだろう。ハナ差2着と好走した昨年と同じ53kgなら、見直す余地は十分にあると見る。

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