15日に阪神競馬場で行われる
フィリーズレビュー(3歳・牝・GII・芝1400m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる3回の馬券絡みが
ダイワメジャーと
キングカメハメハ。2回で
ファルブラヴ、
ディープインパクトが続く。画像からも分かる通り、様々な種牡馬の産駒が好走していることも特徴と言えるだろう。
キングカメハメハ産駒は「1-1-1-3」。18年
リバティハイツは8人気の低評価ではあったが、ゴール前で6頭が横並びになる混戦を力強く抜け出してみせた。同産駒からは前走
フェアリーSで1人気の支持を集めていた
アヌラーダプラが出走予定。
ロードカナロア産駒は「0-0-0-6」。3着以内に好走例こそないものの、昨年は
イベリスが9人気ながら4着と健闘していた。今年は
ヤマカツマーメイド、
エヴァジョーネ(抽選対象)、
ボンボヤージ(抽選対象)の3頭が特別登録。
初出走となる
エイシンフラッシュ産駒は
カリオストロが上位人気と目される。同じキングズベスト産駒の種牡馬として
ワークフォースが19年
メイショウケイメイ(5人気5着)、17年
ゴールドケープ(6人気3着)と善戦している様子からも期待できそうだ。
ディープインパクト産駒は「0-1-1-6」。8頭中5頭が1〜3人気に支持されていたことを思うと不甲斐ない成績と言わざるを得ないか。今年は
クーファイザナミ(抽選対象)、
ヒメノカリス(抽選対象・回避決定)、
フェアレストアイル(抽選対象)、
マテンロウディーバ(抽選対象)の4頭が特別登録。
ダイワメジャー産駒は「1-2-0-8」。16年
ソルヴェイグ(8人気1着)、12年
ビウイッチアス(8人気2着)など人気薄の激走が目立つ一方で、13年
サンブルエミューズは1人気11着と大敗を喫している。今年は
ケープコッド、
シャレード(抽選対象)の2頭が特別登録。