「
アネモネS」(15日、中山)
チューリップ賞を制した
マルターズディオサに、
弥生賞2着の
ワーケア。牡牝クラシックともに有力馬が控えている手塚師が、
アネモネSに
インターミッションを送り込む。
13年
ターコイズS(当時はオープン特別)を制した
母レイカーラに、
ディープインパクトを配合した良血馬。
19年12月の中山で初陣Vを飾ったが、次戦・
菜の花賞では先行策から3着に敗れた。トレーナーは「後ろの目標になってしまった分だね」と敗因を分析。「競馬がうまいので、もう一列後ろからでも運べる。ためれば切れるはず」と、今度は末脚を生かす作戦を練っている。
水曜の最終追い切りは、美浦Wで5F70秒5-41秒5-12秒9。中間に短期放牧を挟みながら、好仕上がりをアピールした。
指揮官は「ここでも通用すると思う。
桜花賞は2頭出しをしたい」と力を込める。権利を獲れば、既に栗東入りしている
マルターズディオサとともに栗東滞在する予定。“第二の矢”を放つ準備は整っている。
提供:デイリースポーツ