14日に中山競馬場で行われる
中山牝馬S(4歳上・牝・GIII・芝1800m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、阪神競馬場で代替開催された2011年はデータの集計対象外とした。
過去10回、馬番別では最多となる3回の馬券絡みが4番、6番、7番、8番。2回が1番、3番、10番、12番、13番、14番、15番、16番となっており、一度も3着以内に好走歴のない馬番は2番と5番に限られる。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-0-2-15 複勝率11.8% 複勝回収率45%
2枠 3-0-1-14 複勝率22.2% 複勝回収率86%
3枠 1-0-2-17 複勝率15.0% 複勝回収率134%
4枠 1-4-0-15 複勝率25.0% 複勝回収率133%
5枠 1-2-0-17 複勝率15.0% 複勝回収率46%
6枠 2-1-2-15 複勝率25.0% 複勝回収率139%
7枠 0-3-0-16 複勝率15.8% 複勝回収率56%
8枠 2-1-2-15 複勝率25.0% 複勝回収率53%
※2014年は2着同着
【前走1900m以上】
1〜3枠 4-0-3-22 複勝率24.1% 複勝回収率134%
4〜8枠 2-5-2-35 複勝率20.5% 複勝回収率59%
【前走1800m以下】
1〜3枠 0-0-2-24 複勝率7.7% 複勝回収率42%
4〜8枠 4-6-2-43 複勝率21.8% 複勝回収率107%
まず、最内の1枠は人気を問わずに凡走傾向にあり、昨年も
アドマイヤリードが4人気10着と大敗。1〜5人気の支持を得ていた馬でも「0-0-0-6」と散々な結果になっている。
また、前走距離ごとにも枠順別成績には差異があり、距離短縮で臨む馬は内枠に、同距離および距離延長となる場合は中〜外枠に妙味があるようだ。なお、1〜3枠かつ前走1800m以下は連対例がなく、先程と同様に1〜5人気の上位人気馬に限定した場合でも「0-0-0-9」と期待に応えられていない。