netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
ファルコンSの「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
浅見秀一厩舎×
福永祐一騎手(
ゼンノジャスタ)】
「直近5年」、
浅見秀一厩舎の馬に最も多く騎乗しているのは所属の
鮫島克駿騎手の331回。ついで
田中健騎手が159回、
岩田康誠騎手が112回で、100回を超えているのはこの3騎手のみ。「
浅見秀一厩舎の勝負騎手」と言われてもあまりピンと来ないのも道理で、リーディング順位にとらわれない柔軟な騎手起用をしているのだ。
そんな中で目を瞠る好成績なのが
福永祐一騎手。「
浅見秀一厩舎×
福永祐一騎手」の「直近5年」の成績は10-17-10-37で、複勝率50.0%、複勝回収率113.1%という素晴らしい数字が残っている。
サングレーザーで18年
札幌記念、18年
マイラーズCを制しているほか、16年
菊花賞9番人気2着(
レインボーライン)、16年
NHKマイルC12番人気3着(
レインボーライン)、17年
マイルCS7番人気3着(
サングレーザー)、16年
桜花賞6番人気3着(
アットザシーサイド)など、GIにおいて人気薄での激走例多数。「直近1年」に絞っても1-8-1-7の複勝率58.8%、複勝回収率95.3%と高い水準を保っている。
ゼンノジャスタに
福永祐一騎手は初騎乗。デビューから一貫して堅実な走りを続けている同馬だが、OP以上ではワンパンチ足りていない現状だけに、この手替わりが起爆剤になることを期待したい。