11日、京都競馬場で行われた
京都ハイジャンプ(JGII、芝3930m)は、
小坂忠士騎手騎乗の1番人気
スプリングゲント(牡6、栗東・野村彰彦厩舎)が、道中終始先頭をキープし、直線で後続を突き放すと5番人気
マルブツトップに8馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは4分28秒3(稍重)。さらに1.3/4馬身差の3着には3番人気
タニノエタニティが入った。
勝った
スプリングゲントは、
父オペラハウス、
母スプリングマドンナ(
その父ニッポーテイオー)という血統。02年12月にデビューし、3戦目で初勝利。03年
あやめ賞(500万下)に勝った後は苦戦が続いていたが、障害転向初戦を快勝すると、前走の
東京ハイJ(JGII)まで5連勝を飾っていた。通算成績39戦9勝(障害6戦6勝、うち重賞3勝)。
鞍上の
小坂忠士騎手は
コウエイトライで制した06年東京オータムJ(JGIII)に続く、今年の
JRA重賞5勝目(通算6勝目)。管理する野村彰彦調教師は、
スプリングゲントで制した06年
東京ハイJ(JGII)に続く重賞勝利で通算23勝目となった。