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【阪神大賞典】トーセンカンビーナ距離克服だ 父ディープ譲りの豪脚見せる

デイリースポーツ
  • 2020年03月18日(水) 06時15分
 「阪神大賞典・G2」(22日、阪神)

 3勝クラスを卒業したばかりのトーセンカンビーナがタイトル奪取を狙う。派手に出遅れた前々走のオリオンSこそ5着に敗れたが、ここ4戦で3勝を挙げる充実ぶり。特に前走Vはいつものようにスタートで立ち遅れながらも、前半に動かして中団のポジションを取ったのが実を結んだ。「乗り慣れたジョッキーが機転を利かせてくれた」と小滝助手は勝因を挙げる。

 今回は初めての長丁場。「距離がたっぷりあるので、うまくやってくれるのでは。折り合いのつく馬なので」と、同助手は3000メートルの克服に期待を込めた。一気に相手は強化されるとはいえ、勢いに乗っているだけに通用してもおかしくない。しまいの脚は確実で、出遅れ癖を補うだけの破壊力を持つ。父ディープインパクト譲りの末脚を、重賞の舞台でも発揮してみせる。

提供:デイリースポーツ

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