阪急杯は2位入線も3着に降着となってしまった
ダイアトニック(栗東・安田隆行厩舎)。芝1400mで初めて連対を外す形になってしまったが、オープン入りして以降は見せたことがなかった先行力は
高松宮記念(3月29日・中京芝1200m)に向けて収穫があったように思える。
今朝18日はレースに向けて、j坂路で1週前追い切り。2回目のハローが終了した時間帯に
北村友一騎手が跨っての併せ馬。
ミッキーウィンが先行し、それを4馬身ほど追いかける内容だったが、テンからいい感じで速いラップを刻んでいく。
中間地点を過ぎたあたりでは、すでに前を射程に入れており、ラスト1F標識あたりでは追い抜く態勢。そこから仕掛けるとしっかり伸びて、ゴールでは当然の先着。時計は4F49.9〜3F36.8〜2F23.9〜1F11.9秒。全体時計は自己ベストを更新する数字だった。
前走時の1週前追い切りも抜群の動きだったが、それと変わりない動き。あとは最終追い切りがどのような内容で仕上げてくるか。レース間隔が詰まる今回だけに気になるところ。
(取材・文:井内利彰)