「ス
プリングS・G2」(22日、中山)
19年6月のデビューから4戦3勝の
サクセッションは、新コンビを組むことが決まった三浦を背に18日、美浦Wを併せ馬で追われた。
アンティシペイト(3歳未勝利)を7馬身ほど追走してスタート。直線は内に潜り、最後まで馬なりのまま併入。5F65秒9-38秒1-12秒3の時計をマークした。
感触を確かめた三浦が、満足そうな表情で振り返る。「とてもいい動きでした。既に何度も騎乗していますが、しっかりしてきましたね。無駄なことをしない完成度の高い馬です。チャンスをもらったので、頑張りたいと思っています」。復帰して3週目に重賞で有力馬の手綱を任され、自然と言葉にも力が込もった。
これまで4戦全てが1600メートル。今回は1Fの距離延長が課題になる。国枝師は「折り合えるから距離は大丈夫。騎手も分かってくれているはず。何とか次につながるレースを」と心配はしていない。勝って次走の
皐月賞へ弾みをつけるつもりだ。
提供:デイリースポーツ