高松宮記念(3/29・GI・中京芝1200m)に
藤沢和雄厩舎から昨年の
桜花賞馬の
グランアレグリア(牝4)と、昨年の
スプリンターズSの覇者
タワーオブロンドン(牡5)の2頭のGIホースが出走する。
グランアレグリアは18日(水)に
池添謙一騎手を背にウッドチップコースで、単走で追い切りを消化した。津曲調教助手のコメント。
「前走(
阪神C・GII・1着)は初めての1400mでしたが、道中は内回りコースにもうまく対応できて良いポジションで運べましたし、内容も良かったですね。あのレース振りなら1200mでもスピード負けしないと思います。
前走後は放牧に出しましたが、牧場でも乗っていますし、帰厩後も順調に時計を出しています。競馬を経験するにつれて、精神的にだいぶ大人になってきました。体高が伸びて体も大きくなっています。東京も走っていますので、左回りも問題ないでしょう。楽しみです」
タワーオブロンドンも18日(水)に、ウッドチップコースで単走で追い切った。津曲調教助手のコメント。
「前走(
オーシャンS・GIII・3着)は内枠でしたが、大型馬ということもありさばきづらい面がありましたし、いつもならもっと良い位置を取れる馬が、休み明けの影響なのか、後ろのポジションになりました。
他馬とは斤量の差がありましたし、それを考えれば上々の内容だったと思います。1度使っての上積みはありますし、左回りも大丈夫なので、楽しみです」
(取材・文:佐々木祥恵)