●GIレースの1着降着
カワカミプリンセスは、91年
天皇賞・秋での
メジロマックイーン(
武豊騎手)以来史上2頭目のGIレース1位降着。
●3歳馬の優勝
エリザベス女王杯が古馬に開放されてからの96年以降、02年
ファインモーション、03年
アドマイヤグルーヴに次ぐ3頭目。
●初重賞制覇
古馬に開放されてからの96年以降、このレースが初重賞制覇となったのは97年の
エリモシック以来2頭目。
●
サンデーサイレンス最終世代
フサイチパンドラは02年に死亡した大種牡馬
サンデーサイレンスの最終世代。同馬がこの世代初のGI馬となった。このレースは96年
ダンスパートナー、01年
トゥザヴィクトリー、03年、04年
アドマイヤグルーヴに続き4頭で5勝目。
●勝ちタイム
2分11秒6は、01年
トゥザヴィクトリーの2分11秒2に次ぐ、レース史上2番目の好タイム。ちなみに、1位入線
カワカミプリンセスの走破時計は2分11秒4だった。
●ノーザンファーム
生産者のノーザンファームは、01年
トゥザヴィクトリー、03年、04年
アドマイヤグルーヴに続き3頭で4勝目の
エリザベス女王杯制覇。今年は
フェブラリーS(
カネヒキリ)、
高松宮記念(
オレハマッテルゼ)、
天皇賞・春(
ディープインパクト)、
宝塚記念(
ディープインパクト)に続き、GIは4頭で5勝目。
●関口房朗氏
馬主の関口房朗氏は、96年
日本ダービー(
フサイチコンコルド)、05年朝日杯フューチュリティS(
フサイチリシャール)に続き、
JRAGI・3勝目。