中山記念は昨年に続いて2着だった
ラッキーライラック(栗東・
松永幹夫厩舎)。ただし、今年の春は中距離GIへ向かう路線で、次走は
大阪杯(4月5日・阪神芝2000m)を予定。今朝25日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
2回目のハローが終了した時間帯のCWコースで
シャンティローザを追いかける内容。1、2コーナーで2秒近くの差があったし、前が速めのラップを踏んでいたので、どこで追いつくかなという感じだったが、3コーナーすぎでは一旦、1秒くらいのところまで詰めてくる。
ただ、
ラッキーライラックが外を回ったこともあり、最後の直線に入ると、再び2秒近い差がついていた。相手も動く馬ということもあり、結局ゴールまで追いつくことができない状態でフィニッシュとなった。
時計は6F80.2〜5F65.5〜4F52.2〜3F38.4〜1F12.2秒。数字的には全く問題ないが、見た目としては、どうしてもゴール前で遅れているところが気になってしまう。ただ、走り自体は変わりなく安定しているし、遅れたということを除けば、他に気になるところはない。
(取材・文:井内利彰)