29日に中京競馬場で行われる
高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去8年、馬番別では最多となる3回の馬券絡みが4番と7番。2回で3番、6番、8番、9番、17番が続く。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-0-1-15 複勝率6.3% 複勝回収率7%
2枠 3-2-0-11 複勝率31.3% 複勝回収率195%
3枠 2-1-0-13 複勝率18.8% 複勝回収率40%
4枠 0-1-4-11 複勝率31.3% 複勝回収率481%
5枠 2-0-1-13 複勝率18.8% 複勝回収率31%
6枠 1-1-0-14 複勝率12.5% 複勝回収率19%
7枠 0-1-1-21 複勝率8.7% 複勝回収率74%
8枠 0-2-1-21 複勝率12.5% 複勝回収率30%
【Bコース開催時】
1・2枠 2-2-0-12 複勝率25.0% 複勝回収率178%
3・4枠 1-2-4-9 複勝率43.8% 複勝回収率505%
5・6枠 1-0-0-15 複勝率6.3% 複勝回収率15%
7・8枠 0-0-0-24 複勝率0.0% 複勝回収率0%
昨年は内々を立ち回っていた馬が上位入線を果たしており、
セイウンコウセイ(2枠4番・12人気2着)、
ショウナンアンセム(4枠7番・17人気3着)、と単勝オッズ100倍以上の大穴も激走。2枠と4枠の複勝回収率は2頭によるところが大きいが、4枠においては一昨年も10人気の
ナックビーナスが3着に好走している。なお、
高松宮記念がBコースで施行されるようになった16年以降は4枠の馬が4年連続で3着以内に好走中だ。
一方、外目の枠順は以前にも増して苦戦傾向にあり、昨年も人気を集めた
モズスーパーフレア(7枠15番・2人気15着)や
ダノンスマッシュ(7枠13番・1人気4着)が馬券圏外に敗れている。ただし、今年は京都競馬場改修工事の影響で変則的かつ1回中京開催・Bコース4日目(16〜19年は2回中京開催・Bコース2日目)で行われることは念頭に置きたい。