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【毎日杯予想】高速決着でも重馬場でも対応できそうなサトノインプレッサに期待/JRAレース展望

  • 2020年03月28日(土) 06時05分
 阪神競馬場の1800mコースは外回りを使用したワンターンコース。仕上がりが遅れた関西馬がこのレースで賞金を加算してクラシックへと向かう傾向がある。優勝馬の中には10年のダノンシャンティ、13年のキズナ、17年のアルアイン、18年のブラストワンピースなど、のちにGI競走で活躍する馬も多く含まれており見逃せないレースだ。

 良血◎サトノインプレッサは、デビューからの2戦がいずれも重馬場だったにも関わらず、前残りの展開を後方から差し切った。まだ子供っぽさを残す馬だが、派手さはなくても勝負強さを印象付けるものだった。父ディープインパクトで、母は欧州のトップマイラー。マイルCSにも3度挑戦して3、4、3着と堅実な成績を残している。良馬場での高速決着にも十分対応できるだろうが、渋った馬場でも苦にしない。3連勝で皐月賞へと駒を進めてほしい。

 きさらぎ賞は前残りの展開に泣かされた○アルジャンナだが、能力は昨秋の東京スポーツ杯2歳S(2着)、そして新馬戦で証明済。母コンドコマンドは米国G1・スピナウェイS勝ち馬で、その父ティズワンダフルは、その名のとおりに米年度代表馬ティズナウ産駒。パンパンの高速決着よりも、やや時計がかかる中距離レースに向く印象だ。1番人気を裏切ってしまった前走の雪辱を果たしたいところだ。

 ▲ストーンリッジ弥生賞に勝ったカミノタサハラプリンシパルS優勝ベルキャニオンの全弟で、レパードSに勝ったボレアスの全弟でもある。きさらぎ賞は恵まれた面もあったが、キャリアを考えれば褒められる内容だった。新馬戦では11秒2〜11秒0〜11秒0という流れを2番手から力でねじ伏せた。結果次第ではクラシックの有力候補になり得る存在だ。

 先行力のある△ダノンアレーは母がカナダの古牝馬チャンピオン。不良馬場のデビュー戦で驚くような末脚を発揮した△テイエムフローラのレースぶりにも注目した。

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