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高松宮記念・G1」(29日、中京)
史上初の無観客G1を制したのは、逃げ粘った9番人気
モズスーパーフレア。2着入線も、1位入線の
クリノガウディーが進路妨害により降着したため、繰り上がりで優勝をさらった。鼻差の2着に2番人気の
グランアレグリア、さらに頭差の3着が4番人気の
ダイアトニック。1番人気の
タワーオブロンドンは12着に終わった。なお、売り上げは前年比100・4%と、盛況と言っていい数字を残した。
G1としてはJRA史上初の無観客開催となった
高松宮記念の売り上げは、127億134万8200円で前年比100・4%をマークし、わずかながら前年を上回った。有力馬の人気・実力がきっ抗し、ファンの購買意欲が高かったことや、無観客開催が5週目になり、電話・ネット投票が定着してきたことも要因に挙げられそうだ。また、同日開催の中山が降雪のため3R以降が中止となり、資金が
高松宮記念に回ってきたという見方もある。
提供:デイリースポーツ