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ミシェルが日本のファンに感謝「競馬を心底楽しんでくれている」

デイリースポーツ
  • 2020年03月31日(火) 23時34分
 フランスから来日した“美し過ぎる騎手”ミカエル・ミシェル騎手(24)=川崎・山崎裕=の地方競馬騎手短期免許は31日で期間満了を迎えた。1月27日に南関東競馬の川崎で地方デビューを果たしてから約2カ月。この日までに全国各地で267戦して30勝の成績を収めた。今回の挑戦でミシェルは、JRA騎手通年免許を取得する目標の実現に、どこまで近づいたのか。以下、ミシェルとの一問一答。

 -今回の来日での騎乗はどうだったか。

 「日本の競馬、競馬場、競馬ファンが最高なのはもちろんのこと、食べ物や文化などに触れて、もっと日本が好きになりました。住みやすく、居心地もよく、フランスに帰らず、ずっと日本にいたいです」

 -南関東の騎乗で印象に残るレースは。

 「やはり、ベルロビンと挙げた初勝利が一番印象に残っています。私だけでなく、ファンの皆さんも、私の初勝利を今か今かと待ってくれていて、みんなと勝利の喜びを共有できて心から感動しました」

 -思い出深い出来事は。

 「熱心なファンの方が、私の勝負服を自前で作って、大井競馬場へ応援しに来てくれていた時のことです。アモローサに騎乗して、大井で初の勝ち星を挙げたところ、そのファンの方をはじめ、たくさんのファンの方々と大いに盛り上がりました。日本の競馬ファンは競馬を心底楽しんでくれているんだと分かり、とてもうれしくなりました」

 -フランスの競馬との違いは。

 「スピードが違います。日本の競馬はフランスの競馬よりずっと速いです。スタートからゴールまで、道中ずっと追い通しのようなものです。フランスの競馬はゆっくりスタートして、速くなるのは最後だけです。地方競馬の場合はダートコースですし、よりタフであることを要求されます」

 -南関東の騎乗で、今後の参考になったことは。

 「たくさんありますが、やっぱり一番はタフさです。南関東では一日最大で8鞍に騎乗し、それを平日ずっと続けるわけですが、想像以上のスタミナを要求されます。的場騎手をはじめ、この生活を何十年も続けるというのは並大抵のことではありません。南関東には素晴らしい資質をもったジョッキーがたくさんいて、彼らのことを尊敬しています。皆さん、馬の癖やコースの特質などについてアドバイスをくれるなど、とても親切にしてくださいました。今後、世界中のどこで騎乗しても、ここ南関東で得た経験が糧になると信じています」

 -今後の目標は。

 「JRAの試験に合格し、日本で通年騎乗することです。そのために競馬技術の向上はもとより、語学に関してもでき得るかぎりの努力をしていますし、今後もさらに強化していくつもりです」

 -日本のファンにメッセージを。

 「最近は競馬場にファンの皆さんがいなくて寂しいです。また競馬場でみんなに会いたいです」

提供:デイリースポーツ

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