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【JRA】ブラストワンピース大竹師「皆さんを元気づけられるような結果を」/大阪杯共同会見

  • 2020年04月01日(水) 15時30分
大竹正博調教師

(今朝の追い切りを終えて)
「先週ある程度しっかり追い切りを行ったので、今日は調整程度の指示で追い切りました。その通りの内容でしたし、想像していたより、良い動きを披露してくれたと思っています。

 2週前はトモの送りがスムーズではなくてドタドタしたような動きだったのですが、先週、今週と徐々に良くなって、今週はドタドタしたところはほぼ払拭されていました」

(今朝は2頭で併せてそれほど強い追い切りには見えなかったが?)
「先週末から活気が出てきたので、それを競馬まで生かしたいなということで、元気を溜めるようなイメージですね」

(前走のAJCC・GII・1着時の状態と比較して?)
「ほぼ前走と近いような状態だと思います」

(前走を振り返って)
「昨年凱旋門賞(G1・11着)で不甲斐ない結果でしたし、能力が足りないからあの結果になったのではないということを証明したかったので、結果が出せて本当に良かったです。

 去年はなかなか結果が出せなかったのですが、年が替わって一戦目でしっかり勝ってくれたということで、何とか今年はこの流れをずっと維持していきたいなと思っています」

(前走は他馬のアクシデントがあった中での勝利だったが?)
「例えば毎日杯(GIII)の時にラチにぶつかっても勝ったように、不利な場面に遭遇しても精神力で押し切れるということを前走でも証明できたので、GIに向けて良い材料かなと思っています」

(1年振りの阪神競馬場への遠征となる今回、昨年のリベンジを?)
「あまりリベンジという気持ちはないのですけど、去年の調整過程で見直さなければいけないことをしっかり記憶した中で、今回調整をしてきましたし、そこはちゃんとクリアして出走できると思っています」

(見直した部分を具体的に)
「去年の調整過程では馬体重に意識を持ち過ぎてしまったのかなと思います。数字を求めて(体を)絞りにかかったのがかえって活気という部分を削ぐような形になってしまったように思います。言い方を変えれば研ぎ澄まされたような仕上げだったのですけどね。

 前走と同じ流れで来ていて、前走は結果を残せていますので、今回は馬体重は特に気にしてはいないです」

(昨年の結果などいろいろなことを踏まえて、作戦などは?)
「そこはもうジョッキーに任せていますし、ゲートがあいてからいろんな馬たちとの絡みや枠順もありますので、今は特に作戦は全然考えてないですね」

(相手関係については?)
「対戦したことのない相手もいるので、むしろワクワクする競馬になればなと思います」

(2000mの距離については?)
「いずれはこの2000mがベストになってくるという印象を持っていますので、この距離は良いと思います」

(川田騎手との相性が良いように思うが?)
「そうですね。ただジョッキーはそんなに選ばない馬だと思っています」

(阪神への輸送は?)
「輸送で(体が)減ってくれればと思っているので、輸送があることはプラスだと考えています」

(馬体重は?)
「これまでの流れが前走と同じような馬体重の増減で来ていますので、前走より若干マイナス程度かなと思います。輸送は土曜日の予定です」

(最後にファンにメッセージを)
「無観客競馬が続いている中でのGIということで、結構複雑な気持ちで臨む競馬になるのですが、何とか皆さんを元気づけられるような結果が残せたらと思っていますので、応援よろしくお願いします」

(取材・文:佐々木祥恵)

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