「
ダービー卿CT・G3」(4日、中山)
軽快なフットワークで好調をアピールした。
東京新聞杯に続く重賞連勝を狙う
プリモシーンは1日、美浦Wで
エスタジ(4歳2勝クラス)を2馬身追走する形でスタート。道中はM・デムーロの指示に素直に従い、直線で内に入ると、馬なりのままで残り1Fから抜群の加速力を披露。最後は併入だったが、手応えの差は歴然だった。
前走に続き手綱を握る鞍上は「良かった。前回とコンディションは一緒くらい」と目を細める。続けて「右回りのハンデ戦で枠順次第」と課題も挙げながらも、18年の
関屋記念で自身が
ワントゥワンに騎乗して、同馬の2着に敗れた当時を思い出しながら「新潟で負けた時に素晴らしい馬だと感じた」とベタぼれだった。
木村師も「走る馬を相手に質のいい追い切りができた。いい状態をスライドできている」と状態面は不安なし。ふがいない成績に終わった昨秋2戦の分をこの春、一気に取り戻す。
提供:デイリースポーツ