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【勝負の分かれ目 大阪杯】脚を溜めてスペースを突いたデムーロ騎手の好騎乗で、ラッキーライラックがGI3勝目

  • 2020年04月05日(日) 19時15分
 GIに格上げされてから最少となった12頭の出走馬が大阪杯のゲートを飛び出した。

 最も速いスタートを切ったのは、ミルコ・デムーロラッキーライラックだった。

「今日は仕上がりがよく、集中していた。スタートを上手く出てくれました。(前走の)中山記念は反応が悪かったけど、今日はスタートからぜんぜん別の馬だった」とデムーロ。

 出たなりで先頭に立ったラッキーライラックは、外から上がってきたダノンキングリージナンボーを先に行かせた。

 ラッキーライラックを管理する松永幹夫調教師はこう振り返る。

「スタートがすごく決まって、いい位置取りになりましたね。自分から取りに行ったのではなく、自然とあの位置になったことが大きかったと思います」

 1、2コーナーを回りながらダノンキングリージナンボーが並走に近い形で先行し、ラッキーライラックは、それら2頭から2馬身半ほど離れた内の3番手を進んだ。向正面なかほどでは、その差は4、5馬身にひろがっていた。

 3、4コーナーでもラッキーライラックの手応えは抜群だった。

「馬銜を取って、準備していた。馬がひとりで伸びてくれました」とデムーロ。

 しかし、前にはダノンキングリージナンボーがいて、外をクロノジェネシスに塞がれている。行き場がないまま直線に向いた。

 最内のダノンキングリーと、その外のジナンボークロノジェネシスの3頭が、前で壁となっている。

 デムーロは、ジナンボークロノジェネシスの間ではなく、ダノンキングリーの直後につけて、スペースができるのを待った。ラスト200m地点でダノンキングリージナンボーの間にスペースができると、そこから一気に突き抜けた。

「スペースがあってよかった。展開が上手くいきました。最後はすごくいい脚だった」とデムーロ。

 ラッキーライラックが先頭でゴールを駆け抜け、昨秋のエリザベス女王杯以来となるGI3勝目を挙げた。

 序盤でエネルギーを溜めながら好位置を確保し、直線でスペースができるのを待ったデムーロの騎乗は見事だった。

(文:島田明宏)

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