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【桜花賞】牝馬クラシック第一弾、注目はあの馬/JRAレース展望

  • 2020年04月07日(火) 06時00分
 チューリップ賞桜花賞をどちらも勝利したのは、過去10年で14年のハープスターしかおらず、阪神JFと桜花賞をいずれも制した馬となると10年のアパパネまで遡る。同コースで行われるレースであり、そして王道路線としての繋がりは確かにありながらも、「いずれも勝つ」となると非常にハードルが高い。

1.キャリア3〜4戦の馬

 過去10年で、それまでのキャリアが3〜4戦だった馬は[7-7-7-43]で複勝率32.8%と非常に優秀なのに対し、キャリア5〜6戦の馬は[3-3-3-74]で複勝率10.8%、7戦以上だと[0-0-0-27]。キャリア豊富な馬は苦戦する。

2.牡馬混合戦での好走経験が活きる

 昨年の勝ち馬グランアレグリアはそれ以前にサウジアラビアRCを、一昨年の勝ち馬アーモンドアイシンザン記念を制していた。他にも、17年の勝ち馬レーヌミノル小倉2歳S、14年の勝ち馬ハープスター新潟2歳Sを勝っており、16年の勝ち馬ジュエラーシンザン記念で2着、15年の勝ち馬レッツゴードンキ札幌2歳Sで3着の実績があった。ここ6年の勝ち馬はいずれも牡馬相手の重賞で好走してきている。

3.前哨戦で敗れて人気を落とす馬に注目

 昨年のグランアレグリアは2番人気での勝利だったが、前走の朝日杯FSでは単勝1.5倍の断然人気(3着)だった。また17年のレーヌミノルは8番人気での勝利だったが、前走フィリーズレビューでは単勝1.8倍の断然人気(2着)に支持されていた。ジュエラーレッツゴードンキも前哨戦で敗れ、人気を落とした本番で巻き返した。


 クラヴァシュドールチューリップ賞でハナ差2着。前哨戦としては上々の走りだったと言えるだろう。サウジアラビアRCサリオスに食い下がって2着した実績があるように、牝馬同士なら能力が上位なのは確かで、前走を経て気配も上向いている。やや人気を落としそうな今回こそが絶好の狙い目だ。

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