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レシステンシアを管理する
松下武士調教師
――今朝(8日)の追い切りはいかがでしたか?
松下 先週の追い切りは軽めに乗ってもらいました。馬がどんどん良くなってどこも不安なところはないので、今日は普通に追い切りしてもらいました(注:
武豊騎手が騎乗)。最後は乗った感触で気合をつけて貰ってもいいですし、流してもらってもいいですとジョッキーにお任せしました。時計自体は速かったんですけど、無理して出したわけでもないので。本当にいい動きだったかな、と思います。
――前走の
チューリップ賞を振り返ってください。
松下 GI(
阪神ジュベナイルフィリーズ)の時と比べて最初の3ハロンのペースがゆっくりだったんですけど、調教の感じからは溜めたらピュッと伸びるのかな、と思ったんですけど。案外というか、思ったより動けなかったかな、と思います。
――久々の影響もあったのでしょうか?
松下 はい、それもあったと思います。
――この中間の調整は?
松下 レース後はちょっと疲労があったんですけれども、いったんノーザンファームしがらきへ放牧に出しましてそこでしっかりケアして貰いました。(栗東に)戻ってきたときは疲れもなくいい状態でした。馬体に関してはどこが大きく変わったというのはないと思うんですけど、2歳のときから使うたびにパフォーマンスを上げてきた馬なので1回使って動きは良くなっていると思います。
――いよいよ
桜花賞です。
松下
阪神ジュベナイルフィリーズのときは結構いいペースで行って後ろに脚を使わせるかんじで勝ちましたので、今回も逃げなアカンとは思ってないですけれども後ろに脚を使わせるかんじのレースになればな、と思っています。
――最後にひとこと
松下 ここまで順調にきています。レース当日までしっかり調整して、悔いのないように臨みたいと思いますので応援の方よろしくお願いします。
(取材・文:花岡貴子)