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【桜花賞予想】レース間隔を空けたリアアメリアに改めて期待/JRAレース展望

  • 2020年04月12日(日) 06時05分
 3歳クラシックシリーズ第1弾。阪神競馬場の1600mコースを舞台に3歳牝馬がスピードを競う。過去10年間を振り返ると1番人気馬は2勝2着2回3着1回。2014年にハープスターが勝利を収めて以来、昨年まで5連敗中だ。と言っても、決してフロックによる勝利が続いているわけでもなく、18年のアーモンドアイに代表されるようにのちのちまで長く活躍するような馬も多い。近年ではトライアル競走を使わないで挑んでくるような馬が多く、予想者泣かせでもある。

 ◎リアアメリアもそうしたタイプで、クラシック第1弾を今シーズンの始動戦に選んできた。ディープインパクト直仔の大型牝馬で、デビュー戦は“持ったまま”で後続を大きく突き放し、アルテミスSではのちのシンザン記念優勝馬を力でねじ伏せた。阪神ジュベナイルフィリーズの敗因が不可解だが、たっぷりとレース間隔を空けた方が良いタイプなのかもしれない。母はカナダの2歳牝馬チャンピオンで、繰り上がりとはいえBCジュヴェナイルフィリーズ優勝馬。改めて期待したい。

 その阪神ジュベナイルフィリーズで圧巻のパフォーマンスを示したのが〇レシステンシアだ。半マイル45秒5、前半1000mを57秒5で通過すると、そのまま1分32秒7で駆け抜けて阪神競馬場1600mコースの2歳レコードを塗り替えた。前走は瞬発力勝負に持ち込んだのが裏目に出てしまった格好だが、同じ轍は踏むまい。乗り替わった武豊騎手の手綱さばきにも注目したい。

 前半が早くなれば、末脚勝負の馬にもチャンスが出てくる。キャリア2戦の▲デアリングタクトだが、デビュー戦の上がり2ハロンが11秒7→11秒3で、前走エルフィンSも11秒7→11秒4。とくに後者は最後手綱を抑えるような余裕を見せており、まだ時計は詰められたはずだ。

 シンザン記念で牡馬を一蹴した△サンクテュエールチューリップ賞を勝った△マルターズディオサ、堅実な△クラヴァシュドールも紙一重。ファンタジーSクイーンCで出走メンバー最速の上がりタイムを繰り出した△マジックキャッスルにもチャンスがありそうだ。

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