19日に阪神競馬場で行われる
アンタレスS(4歳上・GIII・ダート1800m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、阪神競馬場に移設された2012年以降をデータの集計対象とした。
過去8年で最多となる4回の馬券絡みが
キングカメハメハと
ゼンノロブロイ。3回で
カネヒキリが続き、2回が
アグネスデジタル、
ホワイトマズルとなっている。
ディープスカイ産駒は「1-0-0-0」。17年の勝ち馬
モルトベーネが唯一の出走例。今年は
クリンチャーが上位人気と目されるが、ダート路線に転向後は2戦続けてトップハンデながらも接戦を演じている(同産駒のコース成績は「9-1-7-94」勝率8.1%・複勝率15.3%)。
初出走の
タートルボウル産駒は
ベストタッチダウンに注目が集まる。
With Approvalや
Touch Goldを出した牝系で、ダートに転じてからの躍進ぶりには目を見張るものがある。試金石の一戦となる昇級戦でも楽しみな存在(同産駒のコース成績は「8-4-7-45」勝率12.5%・複勝率29.7%)。
同じく初出走となる
ハーツクライ産駒は
ロードゴラッソが出走予定。19年
シリウスSの勝ち馬で、阪神競馬場は芝・ダート問わずに3戦3勝と底を見せていない(同産駒のコース成績は「26-31-33-258」勝率7.5%・複勝率25.9%)。
アイルハヴアナザー産駒は「1-0-0-0」。昨年、
アナザートゥルースが産駒として初出走・初勝利を収めている。今年は
アナザートゥルースが連覇を目論むほか、
メイショウワザシも出走予定(同産駒のコース成績は「9-10-8-69」勝率9.4%・複勝率28.1%)。