18日、東京競馬場で行われた東京スポーツ杯2歳S(2歳、GIII・芝1800m)は、安藤勝己騎手騎乗の1番人気
フサイチホウオー(牡2、栗東・松田国英厩舎)が、好位追走から直線鋭く伸びると、4番人気
フライングアップルに1/2馬身差をつけ優勝した。さらにハナ差の3着に2番人気
ドリームジャーニーが入った。勝ちタイムは1分48秒7(良)。
勝った
フサイチホウオーは、
父ジャングルポケット、母が98年阪神牝馬特別(GII)2着の
アドマイヤサンデー(
その父サンデーサイレンス)という血統。半姉に05年
チューリップ賞(GIII)2着の
アドマイヤメガミ(牝4、栗東・松田博資厩舎、
父エルコンドルパサー)がいる。04年セレクトセール当歳にて1億円で落札されていた。 10月8日の2歳新馬(東京・芝1800m)で2着に3.1/2馬身差をつけ快勝し、ここに臨んでいた。通算成績2戦2勝。
鞍上の安藤勝己騎手は今年の
天皇賞・秋(GI)以来の
JRA重賞制覇で通算41勝目。今年8勝目。管理する松田国英調教師は05年朝日杯フューチュリティS(GI)以来の
JRA重賞制覇で通算38勝目。今年初勝利となった。
本馬の
父ジャングルポケットは01年の
日本ダービー馬で、現2歳が初年度産駒の新種牡馬。本馬が中央・地方通じて産駒初の重賞勝ち馬。なお、管理する松田国英調教師、馬主の関口房朗氏、生産者のノーザンファームは昨年の
フサイチリシャールに続く同レース2連覇となった。