26日に京都競馬場で行われる
マイラーズC(4歳上・GII・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、京都競馬場に移設された2012年以降をデータの集計対象とした。
過去8年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが4番。次点で3回の6番が続き、2回が2番、5番、12番、17番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-1-0-11 複勝率8.3% 複勝回収率25%
2枠 2-2-1-8 複勝率38.5% 複勝回収率104%
3枠 0-1-3-10 複勝率28.6% 複勝回収率99%
4枠 1-1-1-11 複勝率21.4% 複勝回収率30%
5枠 0-0-0-14 複勝率0.0% 複勝回収率0%
6枠 1-1-3-10 複勝率33.3% 複勝回収率64%
7枠 1-2-0-16 複勝率15.8% 複勝回収率71%
8枠 3-0-0-16 複勝率15.8% 複勝回収率39%
【前走上がり3F1〜5位】
1・2枠 2-3-0-10 複勝率33.3% 複勝回収率98%
3〜6枠 2-3-2-20 複勝率25.9% 複勝回収率37%
7・8枠 0-1-0-14 複勝率6.7% 複勝回収率15%
【前走上がり3F6位以下】
1・2枠 0-0-1-9 複勝率10.0% 複勝回収率19%
3〜6枠 0-0-4-22 複勝率15.4% 複勝回収率63%
7・8枠 3-1-0-17 複勝率19.0% 複勝回収率73%
※前走が地方または海外だった馬の成績は除く
2枠が好走率・回収率ともに最も優秀な成績を残しているが、大外の8枠も3勝を挙げる活躍をみせている。なお、昨年は10頭立てで行われていたように極端な少頭数になることも珍しくないが、7・8枠の4勝のうち3勝はフルゲート時であった。
また、前走上がり3F順位別成績を加えると枠順ごとに趣が異なり、速い上がりを使えていたか否かで内外の善し悪しも変わることを覚えておきたい。