10日に東京競馬場で行われる
NHKマイルC(3歳・牡牝・GI・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが17番。次点で3回の1番、12番が続き、2回で5番、9番、10番、13番、18番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-2-2-16 複勝率20.0% 複勝回収率203%
2枠 1-0-1-18 複勝率10.0% 複勝回収率17%
3枠 1-1-1-17 複勝率15.0% 複勝回収率35%
4枠 2-0-0-18 複勝率10.0% 複勝回収率47%
5枠 1-2-1-16 複勝率20.0% 複勝回収率69%
6枠 1-0-3-16 複勝率20.0% 複勝回収率150%
7枠 2-1-0-27 複勝率10.0% 複勝回収率42%
8枠 2-4-2-22 複勝率26.7% 複勝回収率129%
【前走4角通過10番手以下】
1枠 0-0-0-7 複勝率0.0% 複勝回収率0%
2枠 0-0-0-5 複勝率0.0% 複勝回収率0%
3枠 0-0-0-4 複勝率0.0% 複勝回収率0%
4枠 0-0-0-4 複勝率0.0% 複勝回収率0%
5枠 0-0-1-3 複勝率25.0% 複勝回収率187%
6枠 0-0-2-6 複勝率25.0% 複勝回収率232%
7枠 0-0-0-10 複勝率0.0% 複勝回収率0%
8枠 1-2-2-6 複勝率45.5% 複勝回収率259%
最内の1枠は複勝回収率203%と優秀な数値を記録しているが、これは14年に
タガノブルグ(17人気)、
キングズオブザサン(12人気)、と二桁人気馬2頭が2・3着に入線したことに起因する。なお、現行コースで開催されるようになった03年以降でも「0-4-2-28」と勝ち馬を出せていない唯一の枠順であることは覚えておきたい。
一方、大外の8枠は昨年も
アドマイヤマーズ(2人気)、
ケイデンスコール(14人気)が1・2着となっており、18年
レッドヴェイロン(9人気3着)、17年
アエロリット(2人気1着)、16年
レインボーライン(12人気3着)と4年連続で馬券に絡む活躍をみせている。なお、前走で後方から末脚を伸ばしていた馬ほど激走傾向にあるようだ。