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【京都新聞杯予想】勝ってダービーへの切符を、アドマイヤビルゴ/JRAレース展望

  • 2020年05月09日(土) 06時16分
 過去10年間で、このレースをステップにダービーを制した馬が2頭(キズナ=13年、ロジャーバローズ=19年)。皐月賞を除けば唯一ダービー馬を送り出している重要なステップレースであり、上記2頭ほか、15年サトノラーゼン=2着、12年トーセンホマレボシ=3着もこのレースを使ってダービーへ挑んでいる。

 仏1000ギニーほか重賞4勝のイルーシヴウェーヴを母に持つ◎アドマイヤビルゴはセレクトセールの高額落札馬。1月のデビュー戦はまだ頼りなさを残すレース内容だったが、しっかりと間隔を空けて挑んだ若葉Sは最後の直線でディープインパクト産駒らしい末脚を繰り出して2着以下に2馬身差をつけた。今回はさらに200mの距離延長となるが、100キロ以上馬体重が異なる1歳違いの全兄サトノソロモンは昨年のこのレース3着馬。距離に関しては不安はなさそうだ。勝ってダービーのチケットをしっかりと握りしめたいところだ。

 先行力のある○プレシオーソにも注目だ。ダートコースで2戦2勝だが、デビュー戦では前半がスローだったとはいえゴール前2ハロンで11秒9→11秒7をマーク。大柄ではないがストライドが大きく容易にバテない強みがある。母は芝の新馬戦優勝馬で、祖母は芝1400m戦でタイキシャトルを相手に逃げ切り勝ちを演じたスピード馬。半兄マジェスティハーツも芝で重賞2着4回なら、初めての芝コースは不安よりも楽しみの方が大きい。

 一発の魅力は▲シルヴェリオだ。半兄に愛ダービー2着で、のちに豪州のGIを勝ったセヴィルがいる血統で、母は仏の中距離重賞を2勝。一族にはシックスセンスもいるファミリーだ。前走の若駒Sはまったく良いところがなかったが、昨年11月に京都競馬場で未勝利戦を勝った内容が秀逸。大きな期待を背負いながらも重賞タイトルに縁がなかった半兄のシルバーステートヘンリーバローズの分まで頑張って欲しい。

 京都競馬場の外回りコース2戦2勝の△マンオブスピリットフルーキーの半弟。ルーラーシップ産駒なら距離延長をこなしてくれるだろう。△ファルコニア阪神大賞典2着。天皇賞・春5着トーセンカンビーナの全弟。前走はスローペースに泣かされたが、今回は距離延長を味方にしてくれそうだ。

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