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【京王杯SC展望】速い上がりが要求されるレース、あの穴馬に期待したい

  • 2020年05月13日(水) 06時00分
 安田記念に向けたステップレース。また、高松宮記念以降の春季中央場所開催では唯一の1400m以下で行われる古馬重賞であるから、短距離馬の目標レースという側面も持つ。短距離路線組とマイル路線組、さらには上がり馬も参戦してバラエティ豊かなメンバー構成になる年が多く、波乱もしばしば起こる。

1.大型馬が強い

 過去10年、馬体重が500kg以上だった馬は[6-3-8-46]で複勝率27.0%。対して、499kg以下の馬は[4-7-2-86]で複勝率13.1%。ここ2年連続でコースレコードを更新しているように、基本的には高速馬場で行われるスピードレースであるが、大型馬の活躍が目立つ。

2.距離短縮が優勢気味

 過去10年、前走からの距離短縮となった馬が[6-7-5-59]で複勝率23.4%と上々。対して、前走1400mだった馬は[1-2-2-21]で複勝率19.2%、前走からの距離延長となる馬は[3-1-3-52]で複勝率11.9%。過去5年で3着以内に入った15頭中10頭は、前走が1600mだった。

3.速い上がりが使えるか

 ここ5年の勝ち馬の上がり3ハロンタイムは、昨年から33秒1、33秒2、33秒7、32秒4、33秒3。33秒7は重馬場でのタイムであるから、良馬場ならば33秒前半程度の速い上がりを使うことができるかどうかが勝利の絶対条件と言える。速い上がりを持たない逃げ・先行タイプは例年苦戦しがちだ。


 ストーミーシーは2走前の東風Sで、これまでの末脚一辺倒の競馬から一転、先行する競馬で勝利。続くダービー卿CTも果敢に先行し、早め先頭で見せ場十分の走りを披露した。今回はここ2走よりはじっくり溜めていく必要があるが、立ち回りに幅が出た今年なら0.4秒差し届かなかった昨年以上の内容で上位争いに持ち込めてもおかしくないだろう。

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