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【平安S展望】京都ダート1900m戦、好走の条件とは

  • 2020年05月20日(水) 06時00分
 かつてはフェブラリーSの前哨戦という位置づけだったが、7年前からこの時期に移動し、同時に距離も100m延長された。帝王賞へのステップレースとしての役割が注目されるようになっており、GIIIにしてはメンバーが揃う傾向にある。

1.距離短縮優勢

 条件変更後の7年で、今回距離短縮となった馬は[3-2-2-19]で複勝率26.9%。対して、今回距離延長となる馬は[4-5-5-66]で複勝率17.5%。昨年12番人気で2着のモズアトラクション、一昨年7番人気で1着のサンライズソア、17年15番人気で3着のマイネルバイカはいずれも距離短縮だった。

2.大型馬が力を発揮

 過去7年、馬体重が500kg以上だった馬は[5-5-4-44]で複勝率24.1%。また、7年中4年は520kg以上の馬が制している。対して、500kg未満の馬は[2-2-3-46]で複勝率13.2%。ロングスパートになりやすい京都で、距離も長い1900mなだけあって、大型馬のパワーが活きるのだろう。

3.前走のコースに注目

 過去7年、前走が中山だった馬は[0-1-0-12]、京都だった馬は[0-0-0-7]と不振。有力馬の出走が少ないことも不振の理由だろうが、いずれも平均人気より平均着順が下回っているのは確かだ。対して、前走が東京だった馬は[2-0-3-16]、阪神だった馬は[4-4-3-42]、地方だった馬は[1-2-1-9]でいずれも複勝率20.0%以上。


 ヒストリーメイカーは2走前の東海Sで0秒7差の6着。いきなり好走とはいかなかったが、中央の重賞初挑戦としては上々の内容だったと言えるだろう。それ以前の実績からして京都に高い適性があるのは確かで、阪神2000mからの距離短縮という臨戦過程も良い。中々の強敵が揃ったが、有力馬のほとんどは休養明けであるから付け入る隙はあると見る。

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