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【オークス】デアリングタクト“冠成” 無敗の桜女王が樫獲りへ仕上がり文句なし

  • 2020年05月21日(木) 07時00分
 「オークス・G1」(24日、東京)

 もはや遮るものは何もない。桜花賞デアリングタクトが20日、最終リハで好調ぶりをアピールした。道悪の仁川を激走したダメージが心配されたが、素軽いフットワークから伝わるのは状態の良さのみ。1957年ミスオンワード以来63年ぶり、史上2頭目となる無敗の牝馬クラシック2冠に向けて視界は良好だ。

 納得の仕上げだ。無傷4連勝で2冠を狙うデアリングタクトは、朝一番の栗東坂路で単走。松山を背にリズム良くラップを刻み、馬なりで4F55秒0-40秒1-12秒8を計時した。見守った杉山晴師は「一番いい馬場状態の時間帯で追い切りました。きのう(火曜)の雨で下が緩かったので、テンだけ大事にと。あとはジョッキー任せで。馬がリラックスして走りに集中してくれて、文句のない内容でした」と青写真通りの動きにうなずいた。

 デビューから手綱を取る鞍上も「しっかりまとまって、いい動きです。少しイレ込むところはあるけど、走っている感じは桜花賞より上向いています」と、相棒のさらなる上昇度に舌を巻く。

 前残りの流れを後方一気で断。重馬場も何のその、馬名通り“大胆な戦法”で桜冠を手にした。雨を切り裂くその姿に、指揮官は「とても強い精神力を持っている。最後まで走り切った姿には僕も感動しました」と振り返るが、タフなレースの代償もあった。「道悪で走った分、トモの周りに筋疲労がありました」。回復度合いによっては目標を1週先のダービーにするプランまでチラついたものの、「放牧先でしっかり立て直せた」とリフレッシュに成功。「暖かくなって冬毛も抜け、コンディションは確実に今までで一番良くなっている」。体調は回復どころかピークの状態だ。

 今回は初の左回り、距離延長、長距離輸送と克服すべき課題が多いとはいえ、師は「いくつも壁があるが、さらに強いステージに上がれる馬だと思っている。もしここを突破することができれば、G1馬の中でも特別な馬になっていくと信じています」とさらなる飛躍への試練と捉える。初物ずくめを全てのみ込み、牝馬クラシックV2を決めてみせる。

提供:デイリースポーツ

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