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【日本ダービー】豊50代制覇「ディープに似ている」サトノフラッグと決める

デイリースポーツ
  • 2020年05月27日(水) 06時00分
 「日本ダービー・G1」(31日、東京)

 歴代最多の5勝を挙げる武豊騎手(51)=栗東・フリー=が、増沢末夫元騎手の持つ、48歳7カ月6日を超える史上最年長Vを狙う。相棒は2走前の弥生賞ディープインパクト記念でコンビを組んだサトノフラッグ皐月賞では5着と伸びを欠いたものの、唯一父ディープインパクトの背中を知る鞍上がどう導くのか。競馬界のレジェンドを直撃した。以下、一問一答。

 ◇ ◇

 -サトノフラッグとの再タッグで参戦。

 「弥生賞ディープインパクト記念となって最初のレースで初めて騎乗させてもらいました。あのレースでディープインパクト産駒はフラッグ1頭だけでしたね。パドックで初めてまたがりましたけど、馬上からの眺めでの耳、首差し、走り方…。ディープに似ているなと思いましたよ」

 -早めに動いての快勝だった。

 「いい内容のレースでしたね。素直にいい馬だな、と感じました。4コーナーから直線に向いてからの脚は、乗っていて父親をほうふつさせるものがありました。映像を見ていたファンの方もそう感じたのでは」

 -強い内容だっただけに皐月賞の結果(5着)は気になる。

 「僕はマイラプソディに騎乗していたんですが、ちょうど前にフラッグがいて、いいところにいるし、いい感じで走っているなあって見ていました。でも、勝負どころからは、追って追っての感じでしたね」

 -気難しいところでも出たのか。

 「クリストフ(ルメール)も反応がなかったとレース後に言っていたし、弥生賞時の走りではなかった。うーん…。1度しか乗っていないので何とも言えない。変な癖があるとは思わなかったけどね」

 -今回は府中の2400メートルに舞台が変わる。

 「距離は問題ないと思いますよ。それに府中で(デビュー2戦目に)レコード勝ちがある。僕が騎乗した時は重馬場だったけど、良馬場の方が良さそうなフットワークをしていた。だから良馬場で戦いたい」

 -無敗の皐月賞コントレイルとの対戦。

 「強いですね。前走の皐月賞よりも東スポ杯2歳Sの走りには度肝を抜かれました。特にラストの走りを見てびっくりさせられた。とてつもない馬が出てきたな、という感じだった」

 -とは言っても、簡単に引き下がるつもりはない。

 「強い馬でも、全部を勝つというのは、やはり難しいと思う。もちろんフラッグも(勝つ)可能性は感じさせますし。それに僕にとってディープインパクトは特別な馬。ディープを父に持つこの馬とのコンビにはプラスアルファがあると信じています」

 -20、30、40代でダービーを制した。

 「昭和、平成、令和と乗ってきましたからね。無観客は寂しいですが、ダービーに騎乗依頼があるのは騎手冥利(みょうり)に尽きるし、やっぱりこのレースは特別。20代、30代、40代と勝ってきて、これから50代も…。今回そうなればいいですね」

提供:デイリースポーツ

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