スマートフォン版へ

【葵S展望】3歳スプリント重賞、あの馬の巻き返しを期待したい

  • 2020年05月28日(木) 06時00分
 短距離路線の番組を充実させるために新設された重賞で、今年で3回目となる。それ以前も芝1200mの3歳オープン特別として同じ名前で行われており、11年にはロードカナロアが制した歴史がある。重賞格上前も含めた過去10年の成績から、傾向を探っていきたい。

1.距離短縮組が強い

 過去10年の成績を前走の距離別で見てみると、今回距離短縮となる馬が[7-9-9-84]で複勝率22.9%と圧倒的。複勝回収率も151%ある。対して、前走も1200mを走っていた馬は[3-2-0-32]で複勝率13.5%・回収率28%。

2.牝馬が強い

 過去10年で、牝馬の成績は[7-7-3-49]で連対率21.2%・複勝率25.8%。また、回収率は単複共に100%を超えている。特にここ4年は連続して牝馬が勝利して、2頭以上馬券に絡む活躍を見せている。

3.間隔が空いている馬には疑問符

 過去10年、中9週以上での参戦となった馬は[1-0-0-21]。昨年1着のディアンドルしか好走することが出来ていない。対して、中2〜3週の馬は[7-5-3-41]で複勝率26.8%と上々の成績を残しており、中4〜8週も[2-5-6-43]で複勝率23.2%。


 ケープコッドは前走の桜花賞で13着も、初の1600mで重馬場と条件が厳しすぎたので参考外で良いだろう。これまでの3勝すべてを1200mであげているように、今回の距離短縮は明らかにプラス。相手関係も楽になり、巻き返しは必至だろう。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す