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【葵S 血統データ分析】種牡馬傾向は様々で、8頭が産駒としての初出走時に勝利

  • 2020年05月28日(木) 10時00分
 30日に京都競馬場で行われる葵S(3歳・重賞・芝1200m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、オープン特別として行われた2010〜2017年もデータの集計対象とした。

 過去10年で最多となる3回の馬券絡みがキングカメハメハ。2回でクロフネマツリダゴッホネオユニヴァースダイワメジャーアドマイヤムーンが続き、さまざまな種牡馬の産駒が幅広く好走している。

 初出走となるキズナ産駒からは、ビアンフェエグレムニ(抽選対象)、レジェーロ(抽選対象)の3頭が特別登録。上位人気と目されるビアンフェは、母ルシュクルが京都芝1400m・外で開催された09年葵Sで5着の実績を持つ(同産駒のコース成績は「1-2-0-7」勝率10.0%・複勝率30.0%)。

 同じく初出走となるリアルインパクト産駒からは、アルムブラストが出走予定。母ヴァンフレーシュは13年葵Sで5着と善戦しており、昨年は父の姪にあたるアウィルアウェイが3着に入線を果たしている(同産駒のコース成績は「0-0-0-2」勝率0.0%・複勝率0.0%)。

 アドマイヤムーン産駒は「0-1-1-6」。13年2人気3着プレイズエターナル、12年6人気2着ゴールデンムーン、と2度の好走例はあるが、1人気に支持された2頭は掲示板外に敗れている。なお、そのうちの1頭は後にスプリント重賞で活躍するハクサンムーン(12年1人気9着)だ。今年はマーガレットSを制したエレナアヴァンティが出走予定。

 ダイワメジャー産駒は「1-0-1-2」。17年6人気3着ショウナンマッシブ、16年4人気1着ナックビーナス、と馬券的な妙味がある一方で、2・3人気に推されていた2頭が4着以下に敗れていることは気に留めておきたい。なお、今年のメンバーのなかでは産駒の優勝例がある唯一の種牡馬だ。同産駒からはケープコッドが出走予定。

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