30日に京都競馬場で行われる
葵S(3歳・重賞・芝1200m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、オープン特別として行われた2010〜2017年もデータの集計対象とした。
過去10年、馬番別では最多となる6回の馬券絡みが3番。次点で3回の1番、7番、8番が続き、2回が2番、4番、5番、11番、13番、14番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-2-1-11 複勝率26.7% 複勝回収率411%
2枠 4-1-0-11 複勝率31.3% 複勝回収率91%
3枠 4-0-2-12 複勝率33.3% 複勝回収率133%
4枠 0-1-1-16 複勝率11.1% 複勝回収率20%
5枠 0-2-2-16 複勝率20.0% 複勝回収率114%
6枠 1-2-2-15 複勝率25.0% 複勝回収率159%
7枠 0-2-0-18 複勝率10.0% 複勝回収率53%
8枠 0-1-1-18 複勝率10.0% 複勝回収率30%
※2018年は2着同着
【前走1200m】
1〜3枠 3-1-0-9 複勝率30.8% 複勝回収率65%
4〜8枠 0-1-0-23 複勝率4.2% 複勝回収率8%
【前走1400m】
1〜3枠 5-1-3-20 複勝率31.0% 複勝回収率279%
4〜8枠 1-6-3-45 複勝率18.2% 複勝回収率66%
【前走1600m】
1〜3枠 1-1-0-4 複勝率33.3% 複勝回収率180%
4〜8枠 0-1-3-12 複勝率25.0% 複勝回収率226%
2枠と3枠がそれぞれ4勝を挙げており、昨年の勝ち馬
ディアンドルも3枠6番から1人気に応えてみせた。枠順別成績を全体的に眺めてみても内枠優勢と判断できるだろう。
なお、前走距離を踏まえると、距離短縮の臨戦となる馬であれば、外目の枠順における不利が軽減されている印象を持つ。一方で、前走も今回と同じ1200mのレースに出走していた場合は、内枠必須となっている点に注意したい。