31日に東京競馬場で行われる目黒記念(4歳上・GII・芝2500m)について枠順・馬番別に検証していく。

　過去10年、馬番別では最多となる3回の馬券絡みが1番、3番、4番、8番、9番、12番。2回で2番、10番、14番が続く。

　参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠　1-2-2-13　複勝率27.8％　複勝回収率87％
2枠　2-1-1-14　複勝率22.2％　複勝回収率82％
3枠　0-1-1-16　複勝率11.1％　複勝回収率33％
4枠　1-1-2-15　複勝率21.1％　複勝回収率67％
5枠　0-2-2-16　複勝率20.0％　複勝回収率132％
6枠　1-1-2-15　複勝率21.1％　複勝回収率123％
7枠　4-0-0-22　複勝率15.4％　複勝回収率41％
8枠　1-2-0-23　複勝率11.5％　複勝回収率26％

【前走1着】
1・2枠　1-1-0-5　複勝率28.6％　複勝回収率92％
3〜6枠　0-1-3-11　複勝率26.7％　複勝回収率78％
7・8枠　3-1-0-10　複勝率28.6％　複勝回収率59％

【前走2着以下かつ0秒2差以内】
1・2枠　0-2-0-1　複勝率66.7％　複勝回収率250％
3〜6枠　1-0-0-6　複勝率14.3％　複勝回収率51％
7・8枠　2-0-0-3　複勝率40.0％　複勝回収率136％

【前走2着以下かつ0秒3差以上】
1・2枠　2-0-3-20　複勝率20.0％　複勝回収率66％
3〜6枠　1-4-4-44　複勝率17.0％　複勝回収率100％
7・8枠　0-1-0-32　複勝率3.0％　複勝回収率7％

　昨年も7枠10番からルックトゥワイスが勝利していたが、7枠は勝つか負けるかハッキリした成績ながら4勝を挙げる活躍をみせている。ただし、7・8枠から3着以内に好走した7頭のうち6頭が前走で勝ち馬から0秒2差以内に好走しており、外目の枠順では凡走からの一変までは望みにくいようだ。

　一方、前走10着以下から巻き返して勝利を掴んだ15年ヒットザターゲット(1枠1番)、13年ムスカテール(2枠4番)は、いずれも1・2枠から激走していたことも併せて覚えておきたい。