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【鳴尾記念コース解説】初角まで短くペースは落ち着きやすい

  • 2020年06月05日(金) 19時59分
 6日に阪神競馬場で行われる鳴尾記念(3歳上・GIII)の舞台となる阪神芝2000m。このコースについて解説していく。

 阪神コースは2005年から2006年にかけて改修工事が行われ、新装オープンは2006年末の開催。このコース改修に伴い、阪神芝コースは外回りが新たに設けられ、外回りの一周距離は2089mと、右回りで最も大きな競馬場へと生まれ変わった。外回りコースの直線距離は473.6mで、ゴール前には高低差1.9mの急坂が待ち構えている。

 芝2000mは内回りでの施行。内回りの一周距離は1689mで、ゴール前直線は356.5m(Aコース使用時)。

 阪神芝2000m内は正面スタンド前直線の半ばからのスタート。すぐにゴール前の急坂を上る形となる。そこからはしばらく平坦コースが続き、3コーナー過ぎから緩やかに下っていく。残り200m地点から再び急坂を上ったところがゴール。初角となる1コーナーまでは300mほどと短く、スタート直後が上り坂であることも相まって前半のペースはゆるくなりやすい。瞬発力勝負になりやすい外回りの1600mや1800mとは異なり、持続力優先のタフな勝負になりやすい。外回りコースとは全く性質が異なる点はしっかり頭に入れておきたい。

 鳴尾記念は3回阪神初日に行われる。3回阪神は前4日はAコース、後4日はBコースを使用するローテーション。前開催の2回阪神は、前2日はAコース、後6日目はBコースを使用していたため、仮柵が外され馬場の内側が開放される形となる。野芝の生育が旺盛な時期で良好な馬場コンディションが予想されるため、内優勢に振れる可能性は高そう。とはいえ開幕週のレースなので、鳴尾記念まで5鞍組まれている芝のレースをしっかりとチェックしたい。

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