netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
安田記念の「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
国枝栄厩舎×
C.ルメール騎手(
アーモンドアイ)】
圧倒的1番人気が予想される
C.ルメール騎手を推すのも気がひけるが、ここは他の上位人気馬が微妙。推定2番人気
インディチャンプの「
音無秀孝厩舎×
福永祐一騎手」は過去の実績が
インディチャンプのものに偏っており、推定3番人気
グランアレグリアの「
藤沢和雄厩舎×
池添謙一騎手」は「直近1年」では3回しかコンビ結成がなく、「直近5年」の成績は今ひとつ。馬券的にはそれほど役に立たないかもしれないが、改めて「
国枝栄厩舎×
C.ルメール騎手」の優秀性を数字を交えて紹介したい。
「
国枝栄厩舎×
C.ルメール騎手」の「直近5年」成績は38-13-11-35で複勝率63.9%、複勝回収率89.0%。注目度が高いコンビなので複勝回収率は100%を下回っているが、好走率の高さはさすが。
国枝栄厩舎の2019年の複勝率が36.7%、2020年のここまでの複勝率が34.4%なので倍近い確率で好走している。特に強調したいのは勝率39.2%、単勝回収率118.2%という数字で、国枝厩舎全体の数字と比較すると2019年が勝率15.5%、2020年が16.4%なので、こちらは倍以上の
ハイアベレージ。いかに「勝負がかり」のシーンで
C.ルメール騎手がしっかり勝ち切っているかが分かる。「直近1年」では勝率47.8%、単勝回収率111.7%。ここは素直に1着固定で良さそうだ。